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本学園の教育の特徴
◎知育・・・発達段階に応じたカリキュラムで「考える力」を養う
- 出来る出来ないではなく、一人一人の創造性を大切にする。
- 制作の材料等も、自分で使うものは自分で選ぶ。
- 自分の作品に満足感、達成感を持ち、友達の作品も認め、良いところや感想を伝える。
- 興味や好奇心を持ち、創意工夫することができる。
3歳から5歳まで、数の認識、物理的認識、言葉の認識や論理的思考能力等、長年の研究と心理学の父といわれたJ.ピアジェ博士が、数多くの子ども達に実験し体系化した発達プログラムをカリキュラムに組み入れて遊びの中で学んでいきます。
豊かな創造性
創造性、すなわち新しいことを発見する力は、幼児教育の環境で決定するといっても過言ではありません。3歳児で成人の脳の60%〜70%の重さになります。柔軟な配線構造は環境によって創造的で機能的にもなります。そのためには、イメージの膨らみや発想の転換等を適度に刺激する幼児期の環境が不可欠です。成人になってからでは、頭が硬直して創造的な活動が生まれにくいのです。
みかけでない本質的能力
ピアジェ心理学の第一人者、カリフォルニア州立大学付属教育大学名誉教授の斉藤法子先生は、ピアジェ教育を実施している園と、そうでない園での認識の発達段階の差を研究されました。
本学園の幼稚園児(平均年齢6.08歳)が、他の幼稚園児(平均年齢6.9歳)より平均年齢が8ヶ月も下回っていたにもかかわらず、本質的な理解力を必要とする認識の3分野で顕著に優っていました。
<本学園開発教材の紹介>
本学園が開発したぺたぺたシール教材は、○とか×ではなく、何度でも貼れるシールを操作して、遊びながら考える過程を大切にするとともに柔軟で創造的思考力を養う教材です。数、言葉、論理等が体系的に網羅されています。年少10単元、年中12単元、年長12単元ありますが、各々1単元ずつ抜粋したのが下図です。
◎徳育・・・いろいろなグループ活動で「人間力」を養う
当園では、月に1度のおたのしみ会(全学年で行う縦割り保育)、なかよし会(クラスの枠をとり学年ごとに行う保育)、ふれあい会(ふれあいを大切にした縦割り保育)、また、たのしい発表会(年少児)、和太鼓発表会(年中児)、お泊まり保育や音楽劇発表会(年長児)や運動会等の行事を通じて、同年齢間や異年齢間での様々なグループ活動から、「思いやり」「たくましさ」「協調性」「奉仕の精神」を養います。
子どもは子ども同士の間で、楽しんだり、時にはけんかをしたりして、いつも自分の主張が通らないことを感じながら社会性を身につけていきます。
様々なグループ活動でリーダーの経験をしたり、困った友達を助けたり、色々な経験を積み重ねながら喜怒哀楽を適度に経験することが大切です。また、人前ではっきり自分の考えや意見を言ったり、友達の意見をよく聞いたりする人間関係の基本を学びます。年長児は参観で自分の調べたことや感じたことを発表します。
◎体育・・・体系的な体育プログラムで「体力」を養う
幼児期は部分的な筋力を鍛えたり、適度な運動をさせるのではなく、全体的なバランス、柔軟性、反射神経を養うことが大切で、継続的な体育活動は体力を向上させるだけでなく、転倒によるけが等の減少効果もあります。また、跳び箱、マット運動、鉄棒、縄跳び、ドッチボール、プール等色々な経験をさせることも大切です。